Exhibition(カタログ編集): “抽象と形態:何処までも顕れないもの”


 
本展では、私たちを取り巻く様々な世界を、自らの眼差しと手によって視覚化する7人の現代美術家を取り上げます。モノクロで描かれた人物画が観るものに強い印象を与える五木田智央。眼には見えないものを写し取ろうとするスウェーデン生まれの写真家アンダース・エドストローム。柔らかな色彩と繊細な形態が平面に溶け合う絵画を描く角田純。静謐で深みのある色面に光の本質を求めるフランシス真悟。水面に映る多彩な情景をダイナミックに描く野沢二郎。遠い記憶の心象風景を絵画空間に呼び起こす赤塚祐二。そして、重厚な油絵の質感の中に色彩の形を探求する吉川民仁。
上記、作家たちに呼応して、モネ、ピカソ、ブラック、ヴォルス、モランディ、サム・フランシス、サイ・トゥオンブリーなどの巨匠作品を通じて、視覚芸術における抽象と形態の関係性を探ります。

<カタログ情報>
タイトル:抽象と形態:何処までも顕れないもの
執筆:鈴木尊志(DIC川村記念美術館)
デザイン:角田純一
定価:2100円(本体2000円)
160ページ・B5判変型・バインダー形式・中綴じ(ゴム紐留め)・日英併記
発行:DIC川村記念美術館

※会場および取扱店舗では品切れとなりました。