Book(編集): “ジョルジョ・モランディ”

待望のジョルジョ・モランディ初めての画集。東日本大震災の影響で幻となったジョルジョ・モランディの展覧会カタログが、新たに生まれ変わりました。
20世紀イタリア 美術史において最も重要視される画家のひとりであるジョルジョ・モランディ(1890-1964)。ボローニャの自宅のアトリエで壜や壺を描き続け「孤高 の芸術家」と呼ばれた生涯。その作品は後に、アンディ・ウォーホールらのアメリカのポップアーティストや、ドイツのベッヒャー夫妻をはじめとする写真家た ちにも多大な影響を与えました。
若い頃にはのちのシュルレアリズムへと続く形而上絵画やキュビズムの影響を受けつつも、当時沸き起こったさまざまな芸術運動からは距離を保ち、独自の道を 全うしました。晩年、抽象主義との関連が取り上げられたときも、具象画家として真っ向から反発し、揺るぎない信念を持ち続けました。
日本で初めての作品集となる本書では、約70点のモランディ作品のほか、須賀敦子全集の装丁でも知られる写真家・ルイジ・ギッリによるモランディのアトリ エを撮影した〈アトリエ・モランディ〉シリーズ17点や、気鋭の西洋美術史研究者・岡田温司、堀江敏幸、岡崎乾二郎をはじめとする豊富なテキストも収録。 なぜ同じ壜や壺を繰り返し描きつづけたのか―今なお謎の多いモランディの真実を探ります。

タイトル:ジョルジョ・モランディ
監修:岡田温司
デザイン:下田理恵
執筆:岡田温司、堀江敏幸、岡崎乾二郎、他
定価:3150円(本体3000円)
ISBN978-4-902943-63-4
判型:B5判変型
160ページ/ソフトカバー
刊行:FOIL
2011年11月発行

Posted in: Book