Book: 川内倫子 “川が私を受け入れてくれた The river embraced me”

欧米でも高い評価を受け、国内外に存在感を示す女性写真家、川内倫子。写真の新時代を切り開いてきた川内の、初期代表作から最新作までを振り返る個展が、2016年1月に熊本市現代美術館で開催されます。

展覧会カタログとなる本書は、個展で初公開される熊本市民から思い出のエピソードを集めて、そこから約40箇所を訪れ撮り下ろした新作《川が私を受け入れてくれた》を、一冊の写真集として纏め上げました。誰かの記憶を写真家が撮ることに寄って、写真家自身の記憶になり、さらには鑑賞する私たちの記憶にもなっていく。川のように流れゆく時間の中で、記憶はゆっくりと私たちを受け止めてくれる。目の前に広がる写真に捉えられた景色によって、私たち個人の記憶の扉をそっと開くような、清々しい写真群にあふれています。熊本・阿蘇の野焼きを中心に撮影した《あめつち》で新境地を開き、「いまを生きる」感覚を先見的に表現し続けてきた川内の次なる可能性を体感する一冊です。
 
 
川内倫子『川が私を受け入れてくれた  The river embraced me』
デザイン:田中義久
仕様:A4変型/ハードカバー/80P/差し込みテキスト12P付き
言語:日本語/英語
定価:2,800円+税
ISBN978-4-907562-04-5
版元:torch press

 
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川内倫子
Profile:1972年、滋賀県生まれ。2002年、写真集『うたたね』、『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2005年、個展「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears.」(カルティエ財団美術館、パリ/ガレリア・カルラ・ソッツァーニ、ミラノ(2006))カルティエ財団美術館との共同出版で写真集『Cui Cui』を日仏同時出版(日本語版:フォイル)。2009年、米ICP(International Center of Photography)の第25回インフィニティ・アワード芸術部門受賞。2011年に米Apertureとの共同出版で写真集 『Illuminance』(日本版はフォイル刊)を世界5カ国で同時出版。2012年に個展「照度 あめつち 影を見る」(東京都写真美術館、東京)。2013年、米Apertureとの共同出版で写真集『あめつち』(日本語版:青幻舎)を世界3カ国で同時出版。 平成24年度(第63回)芸術選奨新人賞受賞。2014年、テリ・ワイフェンバックとの共著写真集『Gift』出版。2015年、イケムラケイコとの共著 『きらきら』出版、個展「Illuminance」(クンストハウス・ウィーン、ウィーン)。東京在住。

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